２年ぶりのバースデイライブ、５ヶ月ぶりの銀座スウィングに行って来た。今回も準備万端、６月に行った時に、今回行く為の宿泊予約も入れておき、９月１日には念願のスカイバーゲンをゲット。帰りの便は金曜の為、スカイバーゲンがないので、少しでも安くなるスカイスペシャルを待っていたが、連休前でそれも出そうになかったので、前割７が数少なくなって来た段階で購入した。
　１０月２１日でジャズコンサートを観て以来、１０日で、また陽子さんに会えるなんて、幸せだなあと想いながら出発。９時発のスカイマークで東京へ。一旦、ホテルへ行ってチェックインし荷物を預けて出掛ける。徒歩でアキバのヨドバシへ。誕生日に父から貰った腕時計のバンドが合わなかったので直して貰う。ヨドバシ梅田で買ったものだか、なかなか梅田まで出ることがないので、東京で直して貰おうと思っていた。ヨドバシのＭａｃコーナー、以前は１階の隅に追いやられていたけど、２階に進出しスペースも広がったみたいだ。ｉＰｏｄのお陰かな？
　そのあと、ｉＰｏｄ　ｔｏｕｃｈを見る為に、銀座のアップルストアへ。日比谷線の秋葉原の駅で念願のＰＡＳＭＯを購入。今まではＩＣＯＣＡとパスネットで動いていたが、これからはＰＡＳＭＯ１枚で済む。ＩＣＯＣＡとＰＡＳＭＯがあれば、関西圏と東京圏は殆どカバーされる。
＜お台場から見た夜景＞
　それから、陽子さんのバースデイプレゼントを買いに行く。私達が買えるものと言えばスポーツウェアかトレーナーくらいかなと思って松阪屋へ行ってみたが、大したものがなく、結局、一昨年同様、トレーナーにしようとお台場へ。２年前は浅草のキャプテンサンタの店に行ったのだけど、お台場の方が大きいのだ。それに他にも私が好きなブランドのＤｏｇ　Ｄｅｐｔやディズニーストアもアクアシティに入っている。キャプテンサンタはあまり良いデザインのものがなく、Ｄｏｇ　Ｄｅｐｔは安いものしかなかったので、キャプテンサンタと同系列のＢｏａｔ　ｈｏｕｓｅのパーカーにした。トレーナーやパーカーなら、ミュージカルのお稽古の時にでも着て頂けると良いなあ。
　１７時過ぎに外に出ると東京の夜景が奇麗に見えた。そう言えば、お台場に来るのは３〜４回目だが、夜来たことはない。三脚を持っていなかったので、端の欄干にカメラを置いて、セルフで写真を撮ってみたが、やはりかなりぶれていた。
　銀座スウィングには１８時前に到着し、開店と同時に入店する。早めに入ると、料理が出て来るのが早く、ショータイムまでに食べ終えることが出来るのだ。しかし、今回、親不知抜歯後、完治しておらず、食べ物に困った。昼もヨドバシの上で、きつねそばを食べたのだが（ちなみに東京には「たぬきうどん」「きつねそば」なるものがあるらしい。関西では「たぬき」と言えばそば、「きつね」と言えばうどんを指すので、「たぬき」と言っているのに「そばにしますか？うどんにしますか？」と聞かれた時には、「だからたぬきと言ってるやろ。何聞いてんねん」とキレかけました。で、たぬきときつねの違いは天かすか油揚げの違いだというので「きつねそば」なる変なものを食べてしまった）、スウィングにはそばもうどんもないので、お粥代わりのリゾットとそば代わりのスパゲティにした。リゾットは食べやすかったが、スパゲティがうどんやそばと違って、意外と食べにくいことが解った。
　１９時からいよいよ１部開始。

第１部
第２部
You are the sunshine of my life
The autumn leaves（枯葉）
Do you know the way to San Jose（サンホセへの道）
I'll never fall in love again（恋よさよなら）
Sir Duke（愛するデューク）
One night only
Caravan
Spain（愛のアランフェス）
Super Star
Don't cry out loud（泣かないで）
Masquerade（マスカレード）
Day by day
NewYork state of mind（ニューヨークへの想い）
My heart will go on（タイタニックのテーマ）
Cabaret（キャバレー）
NewYork NewYork
（アンコール）
Bridge Over Troubled Water（明日に架ける橋）

　いきなりノリの良い「You are the sunshine of my life」で登場。先日の川西の時とはうって変わってラフな衣装。これはこれで若々しくて素敵。次に歌った「サンホセへの道」「愛するデューク」は長くファンをやっていて、初めて聴くナンバーだが、陽子さんらしくてとても良かった。「愛するデューク」は昔のレパートリーから引っ張り出して来たとかおっしゃっていたので、歌っていた時期が合ったのかも知れない。私は知らないけど。
　次に歌った歌は良く歌われる歌なのだけど、未だタイトルが解らない（後に「キャラバン」と判明）。そして、レオン・ラッセルのナンバーから「スーパースター」と「マスカレード」。これも昔から良く歌っている。「A song for you」かなと思っていたら、「マスカレード」だった。そして、１部のラストは「キャバレー」。この歌は陽子さんが歌うとホントに良い。スカッとしてストレス発散になる。いつも歌って欲しい歌だ。「キャバレー」に出演した時にはサリー役ではなかったので、歌わなかったが、陽子さんに歌って欲しいという声がブログにも載っていた。ライザ・ミネリに憧れていたと言うだけあって、本当に生き生きと歌われている。
＜バースデイライブ　at　スウィング＞
　２部の「恋よさよなら」も初めて聴くナンバーだったが、明るくて乗れる歌でとても良かった。「『One night only』を昔レパートリーとして歌っていたが、日本では早過ぎた」という話は何回か前にスウィングで話されていたけど、ニューヨーク留学から帰って来た直後に。古館伊知郎の「おしゃれ３０．３０」で歌っていたことを覚えている。あの時はこれ程胸にしみなかったけど、今日は本当に良かった。涙ものの感動だった。振りも格好良くて、最後もバッチリ決まっていた。今回、良い歌ばかりだったが、中でもこの「One night only」が一番だったかも知れない。「ボーイ・フロム・オズ」のナンバーより「泣かないで」は、陽子さんが演じたお母さん役そのままに優しく、力強く語りかける様な歌い方が胸にしみた。この歌を聴くと「頑張ろう」って気になる。
　 「Day by day」では、客として見に来ていた白石啓太さんが飛び入りで入り超盛り上がった。さすがはプロですね。その白石さんが「自分は殆ど歌バンはやらないのだが、陽子さんの歌を聴いて上手いなあと感じ、本当に涙が出て来た」と言う様なことをおしゃっていた。プロの音楽家が涙を流す程の歌が歌える歌手って凄いなあと思う。本当に陽子さんの歌って「上手い」とかいう次元ではない気がする。そして、ラストは「ニューヨークニューヨーク」。「キャバレー」同様、何度聴いても良い歌で、ラストで聴くと気持ちも盛り上がったまま余韻が残る歌である。陽子さんってどんな歌を歌っても素晴らしいけど、中でもミュージカルナンバーは格別ですね。
　今日はバックのバンドも良かった。仁科愛さんって改めて聴いたが良いですね。いつもはバンドだけの演奏って退屈なのだが、今日は「オペラ座の怪人」も「アランフェス交響曲」も凄く良くて退屈しなかった。また、このメンバーでやって欲しいなあと思う。
　本当に行って良かったなあ。 今までのスウィングのライブの中で一番良かった。今日はトークも乗っていたし、久し振りに陽子さんらしい歌がたくさん聴けて、凄く満足して帰路に着くことが出来た。　
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