２月２日（月）曇り時々雨

　昨年のキャンプ見学が病みつきになり、今年も沖縄キャンプ見学に出掛けることにした。昨年は格安のフリーツアーを使った為、ホテル（パシフィックホテル沖縄）がひどくて、とても悲しい思いをした。その話をすると、やはり毎年キャンプ見学に行っているごんふくさんが、少々高いが日航那覇グランドキャッスルは良かったと教えてくれた。選手もここに泊まっているらしい。多少高くても良いや。昨年みたいなホテルはもう勘弁。それで、ネットで調べるが、航空券が１万円均一になる日は、ホテルが全て満室。航空券とホテルがセットのフリーツアーを探しても、日航那覇がセットになっているものがない。しかも、一人参加のものはなかなかない。ネットで調べるのを諦め、街に出て旅行社でパンフレットを調べたところ、ＪＡＬの関連会社ＪＡＬ　ＴＲＡＶＥＬが出しているＪ−ＣＬＵＢ沖縄というパンフレットの中に、１人参加でもＯＫで、スタンダードホテルに差額を足せば、日航那覇に泊まれるものがあった。結構高いが、基本フライト便が行きが１番機、帰りも最終便なので、丸々３日遊べる。安いツアーは午後便で行って午前便で帰るので正味中１日しかない。と、言うわけで、ひとり１泊６０００円×２泊とレンタカープラン１万円をプラスして、インターネット申し込み割引５％差し引いて、６万ちょっとになった。
　さて、いよいよ出発の日、昨日まで晴れていたのに、何と小雨が降っている。昨年も雨の中の出発だった。早い飛行機は良いが朝が大変だ。６時過ぎに出発し、三宮７時の伊丹行きに乗る。伊丹では自動チェックイン機がズラリと並んでおり、係の人が手伝ってくれた。マイレージも忘れずに。今回は窓側を取った。
　出発まではまだ時間があるので朝食を食べる。いつも伊丹では利用する飛行機が見える「翼」。去年までは禁煙席はなかった様に思うが、今年は禁煙スペースがかなり広がっていた。やはり、健康増進法の影響か？

＜今年も期待の鈴木健＞

＜もうそろそろ中堅の三木＞

　１５分前までにはゲートに行く様にとのことだったので、若干、余裕を持って行くと、手荷物チェックが長蛇の列。やっと、通過したら、ゲートは一番端で、重い荷物を背負って歩く。
　ゲートに着くと、何と、山の様な修学旅行生。最悪〜。何でこんな時期に修学旅行？それに、高校生が沖縄になんか行かんでエエ！何とか、座席は前方にしていたので離れていたが、飛行機が動き出せば「きゃーきゃー」、離陸すれば「きゃーきゃー」とジェットコースター状態。うるさ〜〜〜いッ！
　沖縄までは２時間ちょっと。沖縄に近づくつれて、雲が厚くなって行く。１１時過ぎに那覇空港に到着。外に出ても昨年程も暑くない。流石にジャンパーは要らないが、長袖のトレーナーで丁度良いくらいであった。外に出て、レンタカー会社を探す。今年はオリックスレンタカーだ。トヨタにしたかったが、旅行社が契約しているのがオリックスらしく、他とは契約出来ないらしい。相変わらず、たくさんのレンタカー会社がプラカードを持って客を待っている。指定の会社を探し、名前を告げると「あと数分でバスが来るので待っておく様に」とのこと。待つこと１０分。マイクロバスが来て、レンタカー会社へ。昨年のトヨタよりかなり遠い。着いて見ると事務所もかなりぼろい。借りる車も心配になって来る。事務所の前にヴィッツが出されている。私がヴィッツを希望したので、私用なのかも知れない。手続きをして外に出る。やはり、先程のヴィッツは私のものだった。しかし、かなりぼろい。ナビも古くてぼろい。中は煙草の臭いが滲みついている。昨年は奇麗な車だったし、ナビもトヨタ純正だったし、快適だった。確かに３日で１万円は安いが、これだけ差があると多少高くてもトヨタが良い。オリックスはあまりお薦め出来ない。昨年は確認したにも係わらず、カセットだというからカセットを持って行ったらＭＤだったので使えなかった。今年はそれを踏まえ、ＭＤを持って行ったら今度はカセットで、ことしも使用出来なかった。沖縄で音楽かけながらのドライブは又しても出来なかった。

＜新人青木を自ら指導する若松監督＞

＜今年の内野レギュラー？＞

　さて、まずは、何はともあれ浦添市民球場へ。昨年、一度来ているので、土地勘は解っている。球場に近づくに連れ、益々天気が怪しくなり、球場に着く頃には小雨が降り始めた。人影もまばら。今日は練習中止かな。去年もついた時は雨で、練習中止になり、その後、日が出て来たので、古田が臨時サイン会をしていた。今日はこれから益々天候は下り坂の模様だ。まあ、中止は中止でしかたない。まずは腹ごしらえだ。去年同様、浦添市民球場の売店で沖縄そばとおにぎりを食べる。まあまあ、美味しい。取材陣もここで昼食を摂っている。
　満腹になったところで球場に行ってみると、小雨の中、選手は練習していた。時折、雨足が激しくなる中、鈴木健がバッティング練習をしていた。天気も悪いので、観客も少なく、スタンドも見物客はまばらだった。私は早速カメラを取り出して撮影を始めた。こういう時には威力を発揮するオリンパスのウルトラズーム、１０倍ズームなので、普通の望遠レンズなら４００ミリ近くのレンズと同じくらいのズームである。しかもコンパクトなので、３脚など据えなくても手持ちで気楽に撮れる。フェンスの間からレンズを出せば、結構奇麗に撮れるものだ。

＜バント練習する選手達＞

＜今年もここと言う時の働きを期待の度会＞

＜バントと言えば、職人芸の宮本＞

＜まだまだ若い者には負けるな！俊足・飯田＞

＜今年は中心選手の岩村＞

　ゲージの中では、度会がバント練習している。度会が終わると、宮本、飯田、岩村、三木、土橋、城石らが練習している。若松監督自ら新人・青木を指導する一幕も…。
　バント練習が終わると、内野の守備練習が始まった。宮本、土橋、鈴木健がセカンド辺りでノックを受ける。う〜ん。さすが、慎也の軽快な動き、球裁きには惚れ惚れする。♪慎〜也のショートは、日本一〜　と応援歌が口をついてしまう。土橋も鈴木も元気だ。ユニフォーム姿の選手達がグランドを走り回る姿を見ると、球春だなあと思う。
　体育館の中でも練習はしているが、よく見えない。今日は早くに切り上げることにする。何だかんだ言って、２時間は見ていたことになる。時間は１５時。どこかへ行くにも中地半端な時間だ。それでも晴れていたら、そこかへ行こうと思うのだが、天気が悪いとフットワークも重くなる。今回はホテルも良いホテルだし、少し早めにチェックインしてホテルライフを楽しむのも良いかも…。と、言うことで、ホテルに向かうことにする。浦添からホテルのある首里まではそれ程遠くはない筈なのだが、ナビがぼろくって、きちんと現在地を示さなかったり、迷いやすい交差点で正確な時に正確な指示が出なかったりで、回り道、回り道になり、３０分以上かかってしまった。
　日航那覇グランドキャッスルはやはり昨年と違って一流ホテルだ。駐車場に車を停めて、当たり前の様に荷物を持って歩いて行くと、ドアマン（女性）が走って来て、「気が付かず申し訳ありません」と言って、鞄を持ってくれた。

←＜ホテル日航那覇グランドキャッスル＞

　チェックインすると、おじさんがやって来て部屋まで荷物を運んでくれた。ツインで申し込まれていたらしいが、ダブルが取れたからといって、ダブルにしてくれたらしい。シングルで良いから、追加料金下げて欲しい。
　部屋に入ると、何と、煙草の臭いが滲みついている。頭が痛くなるほどの臭い。確かに禁煙ルームではないにしろ、こんなに臭い部屋は初めてだ。まるでカラオケルーム並み。部屋は広く、インターネット用のジャックもあるし、言うことなしだっただけに非常に残念だ。

＜部屋は広く快適だが、煙草の臭いが…＞

＜パソコン専用のモジュラーがついている＞

　一息ついてから、土産を買いに国際通りに出る。街中はいづこも同じで駐車場に困るので、ホテルに車を置いて国際通りに出ることにする。それ程遠くなく、１０分ちょっとで国際通りの中心地、牧志に到着する。まずは、焼き物を買いたいので、平和通り商店街をぶらぶら歩きながら壷屋やむちん通りへ向かう。平和通り商店街は、土産物を見るだけでもなかなか楽しい。

＜歩いて楽しい平和通り商店街＞

＜雨の国際通り＞

　土産は帰りに買うとして、先ずは壷屋通りへ。昨年は壷屋側から入ったので、逆から向かうと新たな発見がある。マグカップと少し大きめのコーヒーカップが欲しかったので、何軒か店を回るが、思うものがない。壷屋焼きの特色は魚の図柄らしい。去年、この魚の柄の入った焼き物をいくつか買って気に入っているのだ。結局、昨年、行った店に入る。女主人は覚えてくれていた様だ。焼き物の説明をしてくれて、自分用にマグカップ、去年買ったつもりが忘れていた友達にもマグカップ、あとはお土産用に砂糖壷、スプンの焼き物もつけてくれた。泡盛もここで買って、一緒に送って貰うことにした。お茶を入れてくれたので、少し話をし、帰り際には名産の黒砂糖飴までくれた。
　また、来た道を戻る。平和通り商店街の手前に、去年もジャージを買ったスポーツ用品店があり、今年もジャージを２本買う。神戸で探しても希望のジャージがないので、ここでジャージを買うのも、今回の旅の目的の一つだったのだ。焼き物にジャージ、取り敢えず目的は達成したので、友達への土産を見て歩く。今年はシーサーの何かを買おうと思っていたので、キーホルダーを買った。

　

＜壷屋やちむん通りの南窯＞→

　

　時間も１８時になった。今日はここで食事をして帰ろう。昨年、ステーキハウスでお金をけちってエビが食べられなかったことが心残りだったので、今夜は奮発するつもりだ。昨年行ったうちなーステーキ村は結構美味しかったので、今年も行こうかと思っていたのだが、ガイドブックで三越前に全スタッフ女性でやっているステーキハウスがあると書いてあったので行ってみる。店名は「壁」。若干、高いが払えない金額でもないので入る。カウンター席で前で女性コックが調理をしてくれるが、パフォーマンスはなく、ただ普通に焼いてくれるだけだ。料理はいまいち美味しくなっかった。この店ではご飯がなくパンになっている。それも満足出来なかった要因か。特に夕飯は米飯がないのは辛い。あと、値段が高い。あの値段にしたら、あまり美味しくなかったって感じだ。それと、そこそこのレストランなのに、禁煙スペースが設けられていないことも驚きだ。しかも、殆どの客が煙草を吸っている。喫煙天国か？沖縄は。最近はレストランは大概禁煙スペースが設けられているが…。でも店員教育は良く出来ていて、楽しく食事は出来たが、総合的に見て、来年は、また、去年の店で食べたいかな〜。そう言えば、調理してくれたスタッフが、「ホテルからバスで来た」と言うと、「慣れない街でバスを使えるなんて」と驚いていたが、イタリアでも路線バスを使うので、そう言われたことの方に驚いた。ここは日本、どうにでもなるでしょ。


＜スタッフは全員女性＞

　小雨降る中、またバスでホテルまで戻って来た。去年の様に騒ぐ無能なバカ親父の一団もおらず静かだ。これだけでも、値打ちがある。
　旅行社からのドリンクサービス券がロビーの喫茶か２０階のラウンジで使えると言うので、ラウンジに行く。お酒が飲めないので、ラウンジなど行くこともなさそうだが、ラウンジからの眺めは一度観てみたかったので。真っ暗で本も読めず、ホントにジュースを飲んだだけ。那覇の夜景も驚くほど奇麗ではなかった。
　部屋に戻ると相変わらずの臭い。フロントで消臭スプレーを借りて撒きまくったら多少はマシになった。
　このホテルはパソコン用のモジュラージャックがついているので、インターネットに繋ぐが、何故かＩＥが消えている。仕方なく、メール確認だけして終える。
　明日も雨の予報。外を見ると、雨足が強くなっている。せめて曇りなら良いのだけど。

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