＜彩香の里・佐々木ファーム＞	＜見晴らしは抜群＞

　今日は朝イチで中富良野のラベンダー畑を見て、その後、「北の国から」巡りをして、帯広まで行かなければならないので７時起き。「ズームイン朝」をつけると、富良野から中継をしていた。昨日、ホテルに到着した時から停まっていたＳＴＶの中継車は、この為だったのね。
　今回のお目当てのひとつ「富田ファーム」は９時からなので、その前に行けるところはないかと調べたところ、「彩香の里・佐々木ファーム」というところが、８時からだった。
　 ７時４０分にホテルを出て、Ｒ２３７を北上して約２０分。中富良野町の彩香の里・佐々木ファームに到着。まだ、朝、早いので、車も人も少ない。駐車料金も入場料も要らないらしい。何て良心的。

＜珍しいピンクのラベンダー＞	＜ひまわりも見事でした＞

　 駐車場から見上げると、一面に真紫の見事なラベンダーが広がっている。入り口は向かって右側の端になっている。別途料金を払えば、鋏を貸してくれて、ラベンダーを摘んで持ち帰ることが出来るらしい。入り口近くでは富良野メロンが売られていた。父に送ってくれと頼まれているが、ここはやめておこう。
　中に入ると、ラベンダーの匂いが漂って来る。人が少ないので、三脚を立てて記念撮影も思いのままだ。ラベンダー畑を広角を使って撮ってみるが、手前ばかりが広がって、この広大さが表現出来ない。ガイドブックなどではもっと広く撮れているのになあ。もっと、勉強しないと。

＜ファーム富田の撮影スポット＞

　更に奥へ進むと、何とピンクのラベンダーが咲いていた。白に近い薄いピンクのラベンダー。とても珍しい。ふと、視線を上げると、遠くには中富良野の町が広がっていた。ここはかなり高台になる様だ。
　ラベンダー畑を上まで上ると、ひまわり畑があった、ひまわりも満開で、紫のラベンダーに負けないくらい鮮やかだ。
　人が増えて来たので、時刻を見ると８時５０分であった。そろそろ富田ファーム行かないと混雑が予想される。彩香の里・佐々木ファームの駐車場も車の数が 多くなっていた。
　地方道も整備されており、車の数も少ないので走りやすい。富田ファームには９時１０分に到着、１番手前の駐車場は既に埋まっており、奥へ進む様指示される。奥の駐車場はまだまだ空いており、入り口近くに停めることが出来た。

＜名物ラベンダーソフト＞

　ここも駐車料金、入場料共無料。中に入ると、これまた、一面ラベンダー畑。しかし、やたらと人が多い。人を入れない写真は無理である。三脚立てての記念撮影も無理なので、下手を割り切って頼むしかない。思う様な記念写真が撮りたい時は、一眼レフを持っている人に頼むことだ。一眼レフは全くの初心者は持たないので、ある程度、きちんとした写真になる。今回も一眼レフで撮っている人に、一眼レフを渡して頼む。日本人ではない様だ。言葉から、どうも中国人風。中国語はもとより英語も喋れない私は、画面を確認し「グッド、グッド」と言うと、相手もとても嬉しそうに笑ってくれた。これで気持ちは通じるもんだ。
　ラベンダー畑を奥まで進むと、撮影ポイントがあり、白い自転車と「富田ファーム」の看板が置いてあり、バックにはラベンダー畑と中富良野の町が広がる。入れ替わり立ち替わり記念撮影する人の間に入り、下手を覚悟でコンパクトカメラの方を渡して撮って貰ったが、まあ、単に「来ました〜」という証しになっただけの写真だった。
　ラベンダー畑の一番奥の通路には土産物屋や喫茶店などがあり、かの有名なラベンダーソフトも売っていた。これはひとつ話題作りの為にも食べておこう。ひとつ購入し、ラベンダー畑の方を向いたベンチに座ってひと休み。

＜売店と休憩所＞	＜ドライフラワーに加工中のラベンダー＞

　ファーム富田は更に置くがある様で進むと、小さな小屋があり、ラベンダーをドライフラワーにしていた。強烈な匂いがする。
　奥の出口を出ると公道になり、その奥にも見所がある様なので入ってみた。看板は「彩りの畑」となっており、かなり急な斜面になっていてしんどかったが、中は実に見事な花のじゅうたんが広がっていた。色合いが実に見事で、赤や黄色やピンクの花々が整然と植えられている。ここにも撮影ポイント」があり、その前は観光客でごった返していた。
　 一回りした後、その横にあるトラディショナル・ラベンダー畑にも入りたかったが、時間もないので諦める。大型バスの駐車場からの入り口近くまで戻って来てお土産を買う。かなり大きな土産物屋が何軒か建っている。この後は平凡なところにしか行かないので、ここでまとめ買いだ。職場にはラベンダークッキー。知人には富良野ジャム。富良野と言えばこれだろう。
　名残惜しく、もう一度園内を眺めて、外に出た。駐車場から出ると、富田ファームに向かおうとする車が少し渋滞していた。

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